2016年08月23日

ベトナムコブイモリ (Paramesotriton deloustali)

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ベトナムのタムダオ山脈に分布する、Paramesotriton属の中ではかなりのレア種になります。国内への入荷はほぼ無く、現地でも数が減っているみたいです。お値段も1匹でPS4以上しますが、そもそもこんな所に採取に行くのも大変なので(笑)

ベトナムは殖やしたい種です。ただ、親の状態が良ければ殖やせる(産ませるだけなら)自信はありますけど(笑)産卵までの持ち運び方は、他のParamesotriton属と一緒で問題無いとは思うのですが、やはり問題は上陸幼体ですね…。

国内にはインボイスはベトナムコブイモリで来ても、ユンウ(Paramesotriton yunwuensis)やコワンシーコブイモリ(Paramesotriton guangxiensis)の事が多いみたいですが、今回の個体はロカリティも特徴も完全なベトナムコブイモリなので、大事に飼育しようと思います。

とにかくまずは、飼育環境に落ち着かせてじっくり観賞を楽しみたいと思います! うちのラオスよりも大型なので観賞にももってこいで、ずーっと水槽前で見てられます(笑)大型のコブイモリは観賞にも向いてますからね。

飼育環境は下記に書いたものは繁殖用で、今現在は30cmキューブで雌雄個別に管理しています。餌もメダカや小赤をあげていたら、水棲種はたまに突然死してしまう個体が出ていたので、基本的には人工飼料と虫にしています。

<飼育環境>
ケージ(43.5cm×34.5cm×26.0cm)・床材(大磯砂(中))・シェルター(流木等)・機材(水心SSPP-3S+水作フラワーDX)・その他(ミクロソリウム)・餌(オタマ、メダカ、人工飼料)

posted by moi at 02:12| Comment(2) | ベトナムコブイモリ

2016年08月22日

ラオスコブイモリ (Laotriton laoensis)

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1属1種に昇格して、コブイモリ属ではなく単体の属になったみたいですね。個人的にはコブイモリにしか見えないのでParamesotriton属が良いんですけど…。

そんなラオスコブイモリ(ラオスイモリになるのか??)ですが、年初めに産まれた個体は元気に生きています。産卵数は多かったのですが、水カビやら色々で結局発生しても孵化率が悪く、5匹だけ孵化しました。

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まだ幼生なのですが、そろそろ上陸してきそうなので楽しみです。コブイモリの幼体の飼育難易度はかなり高めですが、先行で幼体になったホンコンコブイモリ(Paramesotriton hongkongensis)なんかで感覚は掴んでいるので多分大丈夫でしょう。

親種も元気で、今年も産卵期待できそうです。

見た目的には、一番大好きなイモリでもあるので、大事に飼育したいですね。

あと、とんぶり市にスペース取れましたので出店予定です。種類はそこそこいますが数は少なめかもしれません。ラオスも数匹持っていきます。購入された方には今回の安定飼育方法をお教えできればと思います。

<飼育環境>
ケージ(43.5cm×34.5cm×26.0cm)・床材(―)・シェルター(流木等)・機材(水心SSPP-3S+水作フラワーDX)・その他(ミクロソリウム)・餌(オタマ、メダカ、人工飼料)

posted by moi at 02:48| Comment(4) | ラオスコブイモリ

2016年08月12日

イタリアファイアサラマンダー (Salamandra salamandra gigliolii)

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久々の更新すいません。

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結構前にお迎えしていた、ギグリ様です。黄色面積が素晴らしく綺麗です。

ギグリオリは初めて飼育した個体が皮膚病で落ちてしまい、色々試行錯誤しつつ飼育していましたが、今の飼育環境が安定している感じです。

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飼育環境は、大礒も使用している種もいますが、絶対的に炭化コルクがお勧めです。軽い、カビない、保水性…等かなりの安定度があります。とにかく真菌がファイアに対して一番怖いのでカビを発生させない様に掃除は3日に一度しています。ケージを置いてある台の底に炭化シートも引き、更にバイオ系のカビ防止剤も使用しています。

ギグリオリは国内の繁殖例もまず聞かないですし、中々難しいのも分かっていますがいずれEUから来なくなる種の筆頭みたいなものなので頑張って狙ってみたいですね。

<飼育環境>
特大フラット(43.5cm×34.5cm×19.8cm)・床材(炭化コルク)・シェルター(植木鉢)・餌(イエコオロギ、ハニーワーム)・その他(ハイゴケ、水場を作り湿度は高め)

2016年07月21日

ホンコンコブイモリ (Paramesotriton hongkongensis)

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ホンコンコブイモリです。最近あまり見かけないですよね。今年の会議でCITES入る事になるかもしれないと言われていますが…どうなんでしょうね?

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Paramesotriton属の繁殖は産卵させるだけなら凄い簡単だと思います。繁殖行動時の個体同士のやり合いは怖いですが…。この種の難しいのは幼生を変態させてからの上陸幼体の飼育だと思います。

去年はもう心が折れまくりでしたが、今年は去年の経験を生かしてほぼノーミスで飼育出来てます。餌食いの面が一番改善できたのが大きいですね。この応用でスジイモリ系、ブチイモリ系の小型種もいけましたので多分もう大丈夫かと(笑)今回は試行錯誤しただけあって、かなり自信があります。

<飼育環境>
プラケ(36.5cm×21.5cm×25.0cm)・床材(大磯砂(小))・シェルター(石、流木)・機材(水心SSPP-3S+水作スリムエイト)・陸地(GEXタートルバンク(S))・餌(冷凍赤虫、レプトミン)・その他(アナカリス)
posted by moi at 17:23| Comment(2) | ホンコンコブイモリ

2016年06月01日

ミナミイボイモリ (Tylotriton shanjing) / 発生〜孵化

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ミナミイボイモリ(多分プルケリマ種)の卵ですが、全て有精卵でした。一応、リスク回避で完全水と産卵場所と同じ苔の上と2パターン作りましたがどちらも問題無さそうです。

卵は良く見ると、陸地でも大丈夫な様なのか卵が二重構造になっています。○の中に○があって、卵みたいなイメージ。それでいて、大型コブイモリ並みに卵が大きいです。

発生は白黒の部分の黒が無くなり、真っ白になったので最初発生した時はカビたのかと思いました。

結果的には卵は70以上産まれて発生も同じ分したので、クシ系なんかとは違いかなり発生率は高そうです。カビたのは2個だけでした。

画像にはないですが、何匹か既に孵化しています。産卵から大体10日前後ですかね。温度は現在の気温22、3℃の無加温でした。

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陸で産まれた個体は雨で水場に流されると聞きましたが、それは飼育下だと難易度が高いので最終的には全部水に漬けました。

今期は、マンシャン、ヤン、ベルコーサスは回避して、ミナミイボイモリ1本に絞ったので成果が出て嬉しいです。

ただ、ひとつ疑問なのが受精するのは水中と言われていましたが、ファイア系みたいに陸地で精子を受け渡す事もあるのでしょうか? やたら陸地に雄が精子を落としていて、偶然雌が吸収している所を見てしまったので。

まぁ、とりあえずいつ来なくなるか分からない保護種ではあるので、しっかり上陸まで頑張りたいと思います。50匹位のプルケリマの幼体とかわさわさいたら可愛いですよね(笑)